※この記事は以前noteに投稿した内容を一部修正して投稿したものです。
Pixel 7 Proの購入キャンペーンで35,000円分のGoogleStoreクレジットを獲得できるので最初はPixel Watchの購入に充てるつもりでしたが、レビューを見ていたら別に必要ないのではないかと思い始めて購入をやめてしまいました。
しかし手元には35,000円分のクレジットがあるので何かしらに使わないといけない。そこでGoogleStoreにある中でスマホの次に頻繁に使うであろうワイヤレスイヤホン、Pixel Buds Proを購入することにしました。
目次
Pixel Buds Proの特徴
まずはPixel Buds Proを簡単に紹介したいと思います。
- ANC、外部音取り込み機能に対応
- イヤホン単体で最大11時間、ANC使用時でも最大7時間再生できる
- ダサいうどん型じゃない
以上の3点がPixel Buds Proの特徴になります。ぱっと見では普通のワイヤレスイヤホンという感じですね。
開封
早速開封していきます。
まずは外箱を見ると、かなり縦長なパッケージになっています。
箱はシールで封がされており、勝手に開かないようになっています。
箱を開けるともう本体が見えました。卵みたいで小さくて可愛いですね。
本体をどかすと、下には付属品があり、説明書と交換用のイヤーピースのみで充電ケーブルはなし。スマホと違い、ケーブルすら付属していないです。
とはいえ充電端子は汎用性の高いUSB-Cなので特に困ることはないでしょう。
シンプルなケースとイヤホン本体
ケースは卵のような形をしており、可愛らしい見た目をしています。表面はマット仕上げになっているから汚れが目立ちづらい。
前世代のPixel Budsを持っていたのでケースの大きさを比較してみましたが、Proのほうが少し横幅が広く縦の長さは一緒です。
ケースの蓋は軽い力で簡単に開けられます。蓋を開けると丸いデザインのイヤホン本体が見えました。
ケースから取り出すとかなり小さく感じます。余計な出っ張りやダサいうどん部分がないのでとてもシンプルです。装着したときに耳からはみ出ることがなく、見た目がかっこ悪くならないこの形状が世界標準になってほしいと思います。
設定はとても簡単
Pixel Buds ProはFast Pairに対応しているので、ケースを開くだけでAndroidスマートフォンとペアリングができて簡単です。
Bluetooth設定画面に行くことなく簡単に接続ができるのは便利だと思います。
Pixelを利用している場合はBluetooth設定画面からPixel Buds Proの設定画面を開くことができます。Pixel Buds専用アプリがシステムに組み込まれているようなので、アプリを別途インストールする手間が必要ないのは嬉しいです。
とてもわかりやすい操作方法
Pixel Buds Proは操作がとても簡単です。タッチセンサーになっているイヤホンの側面軽くタッチするだけで操作ができます。タッチの反応も良く、すぐに操作を反映してくれます。
またボタン式と違ってイヤホンを耳の奥に押し込んでしまう心配がないですね。
操作に必要なのはタップ、スワイプ、長押しだけ。現代人がスマホで慣れ親しんだ操作しかないのでわかりやすいです。
Pixel Buds ProはGoogleアシスタントの呼び出しを長押しだけでできます。声を出さずに呼び出しができるのでGoogleアシスタントを使用する機会が増えました。
普通の人には関係ない話ではありますが、部屋に複数台スマホがある都合上「OK, Google」と口に出すと全ての端末が反応してしまうので、声に出さずに呼び出しができるのは嬉しいです。
音質は必要十分
Pixel Buds Proの音質は、低音も高音もバランスよく出ていて十分良いと感じました。ノイズキャンセルや外部音取り込み機能を有効にしても音が変になることもありませんでした。
アプリにイコライザー設定があり、デフォルトの音に満足できなくても自分好みの音に設定できるので、こだわりたい人はここで設定を変更するのが良いと思います。
ノイズキャンセル性能は高く、外部音取り込みは自然
Pixe Buds Proは他社から遅れること数年、ようやくノイズキャンセルに対応しました。初対応とはいえ後追いなのでがっかりするような性能では困ります。
ということで実際に車通りの多い場所や電車内で試してみましたが、車の走行音や電車内の雑音が完全に消えるというわけではありませんが、どこか遠くで音が鳴っているなと思うくらいには軽減されていました。
マルチポイント接続に対応(※Androidスマホ、タブレット間のみ)
通常、ワイヤレスイヤホンとスマホは一対一でしか接続できません、Pixel Buds Proはマルチポイント接続に対応しています。
使い方は、まずマルチポイント接続をオンにした状態でデバイスを繋げます。そして他の端末で再生をしたい場合には再生中のデバイスを停止し、他の端末で再生を開始するという手順です。
試しに手元のPixel 6 ProとPixel 7Proにマルチポイント接続をして使ってみたところ、遅延はほとんどなくスムーズに切り替えができました。
ただし注意が必要なのがAndroid8.0以降を搭載したスマホまたはタブレットしか対応していないという点です。
なのでPCと接続して使用中にスマホ側に着信があった場合にスマホに切り替わって通話を開始できるといった便利な使い方はできないのは残念です。
充電切れの心配がないバッテリー持ち
Pixel Buds Proは単体で11時間(ノイキャン有りで7時間)、ケース込みだと最長で31時間(ノイキャン有りで20時間)も再生が可能でバッテリー持ちが良いです。こんなに小さい本体サイズでバッテリー容量もそこまで大きくないはずなのによくそこまでバッテリーが持つなと関心しています。
多分そんなケースはほぼないと思うが、充電が切れてもケースに入れて5分充電するだけで1時間使えるようになるので、もしものときでも安心です。
ワイヤレス充電に対応
よほど安い製品でない限り、最近のワイヤレスイヤホンはワイヤレス充電には対応していることが多いです。もちろん、Pixel Buds Proもちゃんとワイヤレス充電に対応しています。
Pixel Standを所持している人であれば、Pixel Standの下部にある丸い凹みにPixel Buds Proがちょうどうまくはまるようになっているため、縦型充電器なのに安定して充電ができるのでとても便利です。
Pixelを持っているなら買う価値あり
Pixel Buds Proは必要な機能を備え、音質も十分よく、操作性も快適でバッテリー持ちも良いという、使いやすくて最高のワイヤレスイヤホンです。
Androidを開発しているGoogle純正なのでAndroidスマホ、特にPixelとの連携力は最高です。Pixelを持っている人なら一緒に使うことを是非おすすめします。
2万円という値段は高いのか
しかし、いくら便利なワイヤレスイヤホンとはいえ23,800円という値段は普通に考えると高いです。有線イヤホンであればかなりいいものが買えてしまいます。
ここで周りにあるノイズキャンセルに対応した製品を見てみましょう。
- SONY WF-1000XM4 33,000円
- Apple AirPod Pro(第2世代) 39,800円
- BOSE QuietComfort Ear Buds II 36,300円
こうしてみると、他のメーカーが軒並み3万円を超えて(ほぼ4万円近いものも)いる中、Pixel Buds Proは2万円台前半と、まだ頑張れば手が届く価格帯にいるのではないでしょうか。
しかも1万円ほど価格差があってもPixel Buds Proは上記の機種と渡り合えるくらい性能が高いです。なによりAndroidスマホで使うのであればPixel Buds Proが一番使い勝手がいいのは間違いないです。
