スマホケースと聞かれると筆者はSpigenを一番最初に思い浮かべます。ここ数年はSpigenのスマホケースを愛用しており、今のメインスマホであるPixel 7 ProもSpigenのウルトラ・ハイブリッドを装着して使っています。
しかしずっと同じものを使っていると飽きが来るものなので、Spigen以外のケースを使ってみたいと考えました。そこで7月にAmazonで開催されたプライムデーでセールになっていたCaseologyのサンドストーンケースを購入したので紹介していきます。
目次
Caseologyはどんなメーカー?
「Caseology」は、スマホケースでおなじみのSpigenが展開しているブランドの1つになります。もともとは2014年にアメリカで誕生したブランドでしたが2019年にSpigenに買収されたようです。ここ数年で見かけるようになり新しいメーカーだと思った人も多いでしょうが、Caseology=Spigenなのです。
ただSpigenブランドでは米軍MIL規格を取得した頑丈さが売りのケースを販売しているのに対して、Caseologyでは独自のデザインを売りにしたおしゃれなケースを販売するという感じでしっかりと差別化がされているようです。
サンドストーンケースの外観
まずはパッケージと内容物から見ていきましょう。
内容物
パッケージはSpigenと全く同じ形状の紙箱です。
上から引っ張って開封するところも完全にSpigenです。このパッケージは箱を曲げたり折り目をつけたりせず開封できるので好きです。
内容物はケースとサポートが書かれた説明書のみです。
表面の質感は砂岩そのもの
ケース表面はサンドストーンという名前の通り、細かくざらざらとした質感で砂岩そのものです。カメラ周りと中央あたりにホワイトのラインが入っており良いアクセントになっています。
また下部には小さくCaseologyのロゴが入っていますが、主張は控えめです。ロゴやメーカー名を主張したところでダサいだけなのでこれは良いと思います。
ケースの内側には衝撃を分散させるための模様や、四隅には衝撃を吸収するくぼみが設けられており、耐衝撃性はバッチリです。さすがMIL規格を取得しているだけはあります。
画面の端ギリギリまでケースで覆われており、正面から見るとそこそこ厚みを感じます。
Pixel 7 Proは側面がエッジディスプレイになっていることが影響して、ディスプレイ上下部分は少し高くなっているのに対してサイドは画面と同じくらいの高さになっています。ケースを付けているからといって画面側から落としてしまうと最悪破損の可能性もあるので、フィルムも合わせて装着して保護しておいたほうが安心できると思います。
また手で握る部分にはグリップ感を向上させるためにドットパターンのグリップパッドが設けられています。スマホケースは落としたときに本体を保護するための耐衝撃性は重視されていますが、落とさないようにするための工夫があまり見られないように感じます。このケースは落としたときに本体を保護するだけでなく落としにくくするということが考えられていて素晴らしいです。
Pixel 6シリーズからの特徴であるカメラバー周りは他と比べて一段と高くなっており、カメラを下にして置いてもレンズが傷つかないようになっています。
USBポートとスピーカーの穴は正確に開けられており、USBポート周りはケーブルが干渉しないように余裕を持った広さになっています。
サンドストーンケースの使用感
ケース背面が透明なSpigenのウルトラ・ハイブリッドをずっと愛用していたので、背面を全て覆う真っ黒なケースを使用するのは久しぶりです。Pixel 7 Pro本体の白い背面が隠されてしまいただの黒い塊でしかなくなったため、印象がかなりゴツくなりました。
そして印象だけでなく、実際に持つとウルトラ・ハイブリッドより厚みが増しているのがわかります。背面が二層になっていることや、独特な質感を作り出すためなので仕方がないと諦めました。
そして厚みといえば気になるのがワイヤレス充電ですが、純正のPixel Standを使用して問題なくワイヤレス充電ができました。ケースが厚いことで充電速度の低下はあるかもしれませんが、筆者は起きた時にちょうど充電が完了するアダプティブ充電を使用しているので全く影響はないです。
スマホを触るのが楽しくなる
Spigenのウルトラ・ハイブリッドは背面の素材がポリカーボネートで滑りやすかったですが、Caseologyのサンドストーンケースは背面全体がざらざらとした質感で滑りづらいです。このざらざらとした質感は他のスマホケースには見られない独特な質感で、スマホを使用していないときでも暇があればケースをスリスリと触ってしまうほど気持ちが良くて癖になります。
そして使っていて一番気に入ったのはケースのアクセントになっている白いラインの入ったくぼみです。このくぼみは人差し指を引っ掛けるのにちょうどいい位置に設けられているので、ついつい指を伸ばしてしまいます。スマホを持つときに指を置く場所はいつも定まっていませんが、このケースを使っていると定位置が決まりなぜか安心感があります。
独特な質感を試してみたい人は是非
今回はCaseologyのサンドストーンケースをレビューしてきました。
という感じでスマホを保護するというケース自体の役割を完璧に抑えつつ触っていて楽しい独特な質感を備えています。
それでいて1,990円という価格で販売されているので購入しやすいです。スマホをしっかりと保護してくれるケースが欲しい人、独特な質感を試してみたい人は是非購入してみてください。スマホを触るのが楽しくなります。